
留学でどれくらい英語が伸びる?情報系大学生が留学をして感じた成長
英語は留学で成長するのかしないのか
結論から言いますと、成長します。
何を当たり前のことをw
と思っている人が多いと思いますがこれはかなり個人差があります。
よく留学をして失敗した、成功したという人がいますよね?
その要素におそらく英語に関することが大半だと思います。
例えば、一年したはいいけど、実際しゃべっても普通の人と何が違うかわからない、とかペラペラになると思っていたけどそんなことはなかったこと、などです。
ここで一つ言っておきたいことがあります。
言語というのは何年もかけて習得するものです。それは英語も例外ではありません。
私たちも日本語を最低でも9年から12年と義務教育と高校で勉強しましたよね?
それでも日本語怪しい人なんてたくさんいます。
それなのに英語を一年勉強しただけでできるようになりますか?
なりませんね。
なのである程度の基礎がなければ当然英語は伸びません。
ですが、それでも一年あれば日常会話や人と接すること、意思疎通に問題はないかと思います。
なので成長するにはしますが、どれだけ基礎があるのかによる、というのが答えですね。
留学で得られる英語の成長のメリットとデメリット
メリット:
- コミュニケーション重視の英語力
- 日本人の弱いリスニングの成長
- 勉強が嫌いな人でもなんとかなる
- よりニュアンスがダイレクトに理解できるように
コミュニケーション重視の英語力
これは留学によって、いろんな人としゃべることによってコミュニケーションを過密に取ります。
日本にいたときの何百倍もの英語をインプットとアウトプットを繰り返します。
そのため、はなす、の英語力が爆発的に成長します。
これはコミュニケーションをとることで成長をすることができる部分が大きいものです。
そのため、留学ではこれらの英語力が成長することは間違いないでしょう。
また、日本人にとってできないコミュニケーションのための英語が伸びるためかなりのメリットとなります。
日本人の弱いリスニングの成長
これはコミュケーションの一環で培われるものですが、僕が言っているリスニング力は、毎日聞くということから成長ができると思っています。
どういうことかというと、日本にいても毎日英語を聞くことはできません。
それは環境がそうするからです。
ですが、留学で環境を変え英語漬けの環境にすれば、英語は耳から大量に入ってきて慣れていきます。
この成長は、この留学という環境でしか成長できない部分です。
英語漬けの環境を留学によって可能にするということですね。
こういった環境に自分を置けばおのずと英語を使いますよね。
そういうことです。
勉強が嫌いな人でもなんとかなる
みなさん、勉強好きですか?
僕は好きじゃないです。
ちなみに、僕が言っている勉強とは机に向かって暗記したり、書いたり、楽しくない勉強です。
こんなことをやらされても英語の勉強は楽しくないですよね?
ところが、留学においてこれはつらさから楽しさへと変わるのです。
書いてるだけではなく、話す、聞く、読む。
これをよい環境で、楽しくできるわけです。
語学学校では特にこのことが言えます。
いろんな人としゃべったり時には真面目にライティングしたりするとモチベーションを高く保ちつつ勉強することができます。
また、逃げられない環境ということもあります。
やるしかないんです。
なので、勉強が嫌いな人でもなんとかしようとするわけです。
よりニュアンスがダイレクトに
これは僕が感じた大きい成長です。
留学する前の僕は、英語→日本語、またはその逆を頭の中でやっていました。
ですが、留学することによってニュアンスがダイレクトに入ってくるのです。
何が言えるのかというと、自分の手足のように言語が使えてくるわけです。
なので、このダイレクトにニュアンスが入ってくることができるようになる、ということはとても大きいことです。
ぜひ留学をして実感してみる良いでしょう。
デメリット:
- 理想と現実とであまりにも違う
- 基礎的なところで終わってしまうことが多い
理想と現実とであまりにも違う
一年英語を勉強しました!僕は頑張った!これでもう誰とでも話せてペラペラだ!
と思う人は多いと思います。
ですが実際に行った人は口をそろえて、一年くらいじゃ理想みたいに話せないといっています。
もちろん基礎がしっかりできている人は一般人にとってペラペラに聞こえるかもしれません。
しかし、実際は日常会話レベルぐらいしかないなんてことは、ままあることです。
なのでここで、言いたいことは理想はあっても一年後にそれになれるとは限らないということです。
特に日本人にとって英語は高いハードルです。
そこで理想と現実が違いすぎて挫折する人は少なくありません。
気を付けてください。
日本語はなまっていく
1年ではなりませんが、それでも毎日英語しかしゃべらなければ日本語はなまっていきます。
それでもいい、という人はいいのですが、大半の人は日本戻ってきます。
なので、留学をした後と、した後では多少の不自由があるかもしれません。
留学でできた英語の勉強とは
僕は2か月語学学校へ行き、6か月大学へ交換留学しました。
語学学校でできたことは、英語の慣れと英語に関する感覚を鋭くすることができたと思います。
コミュケーションで使うため、微妙なニュアンスの違いが齟齬を生んでしまうため、そういったことは細かったです。
なので正しい文法や書き方など、きっちりした英語を学ぶこともできました。
ためになる日々だったと思います。
しかし
実際に大学に入って、使った英語のレベルは数倍は高かったです。なので語学学校では慣れることができたくらいの感覚でした。
かなしいですが現実はそんなものでした。
単語から、話すスピードから書くレベル。
ローカルな知識を問われたりと無限に英語の難しさを感じました。
しかもその中で、英語を勉強させられるわけではありませんでした。
そこもまたギャップがありました。
授業を通して英語を勉強しようと思っていましたが、直接的に英語につながったと思うようなことは多くないです。
ですが、間接的に英語の力は成長できたと思います。
なので、どちらにも短所、長所があると思います。
ただどちらにでもいえるのは英語の勉強には確実になったといえます。
どういった人は留学で英語を伸ばせるのか 性格別で分けてみた
1.消極的タイプ
俗に言う、まじめくんですね。人一倍勉強して頑張っているイメージです。ですが、コミュニケーションをとることがあまり得意ではなくて、というタイプの人です。
こう言う人はかなり基礎がしっかりしています。ライティングやリスニンググラマーなど大体の分野で不得意がない感じです。
ですが唯一スピーキングは弱い人が多いです。
逆にこれが弱いから留学してきたという人が多いと思います。
英語成長率:この性格の人はかなり伸びにくいです。ことディスカッションなどの英語となるとかなり不安を抱えているでしょう。
しかし、そこを克服してしまえばかなりの成長を見込むことができます。
また壁にぶつかっても勉強で乗り越えられるのでそこまで詰まっても、伸び悩むことはないはずです。
2.コミュケーション重視タイプ
このタイプの方が留学、語学留学において一番多いと思います。
行動力で留学をして、人生を一変したくて、職を辞めて海外にあこがれて、など様々ですね。
新しい世界を見たくて来た人が多いので、アクティブな人が多いです。
なのでスピーキングおいての伸び率がかなり高く、それ以外での成長を大きく見込めます。
しかし、多くの人が英語を勉強できなくて留学してきた人が多いため、基礎に自信がない方が多いです。
そのため多くの頻度で壁にぶつかります。ですがこのタイプの方は、英語の成長率があまり望ましくないため、かなりつらい思いをすると思います。
ですが、持ち前の行動力を駆使して、コミュニケーションを武器になんとか生きていく方も、多いです。
なので、10年スパンで見ると大した問題ではないのかもしれません。
3.ハイブリット型
これはコミュニケーションとまじめ部分が混ざっている人です。
目立つタイプではありませんが、、どちらもそつなくこなすことができる人です。
勉強をそれなりにして来たので、しっかりとした基礎ができています。
またそれなりにアクティブで話すことに抵抗がないため、スピーキングおいても成長率が高いです。
このタイプの人が一番伸びる傾向にあります。なぜなら、基礎があれば話すときに、もしわからない単語があっても自分の頭から引っ張り出してきたり、文法からわかりやすく伝えるような努力ができます。
ですが、壁にぶつかったとき、重く考えがちです。なぜできないのかがわからなくなったりすることが多いです。
こればかりは、時間をゆっくりかけていくしかないのです。
英語において近道はないので、地道にやっていくしかないです。
4.特殊型
そのほかのタイプの人はここに分別されます。例えば、英語を勉強するためだけに来た人ではなく、勉強する意思が全くない人や、そもそもそこを目標としていない人です。
ここに関してはそれぞれ目標が違うので、良いとか悪いとかではありません。
ただし少なからずそういう人はいると思います。
まとめ
どうでしたでしょうか?英語は成長するのかということについて書きました。
正直、英語は伸びますがそれは人それそれです。その、それぞれとはどれくらい英語の基礎があったかによります。
よく英語の伸びは、二次関数的に伸びるといいますが、全くその通りです。
基礎ができていればできている人ほど、すべての能力を総合的に伸ばすことができます。
しかし、
留学したモチベーションで勉強をしていけば、それは遠くないです。
留学をしている人はさらに頑張りましょう。
しようと思っている人は今からでもできる勉強をしましょう。